リトルクラシック
リトルクラシック in 川崎
日時:2004年5月24日 場所:川崎市立片平小学校体育館
出演:大類朋美(ピアノ)、浅岡洋平(チェロ)


今日のこの音楽は子どもの心に
どう届いたのだろう?

大野佳子(片平小学校教師)


本物の音にはやはり人を納得させる力があるのだと痛感しました。なかなか生のクラシック音楽を聴くチャンスのない子ども達です。今日の演奏会をどう受け止めるのか心配になりました。本音を言うとお行儀が悪くて、演奏者のお二人に不快な思いをさせてしまったらどうしようかと密かに案じておりました。ところが予想に反し、集中して演奏を楽しむ姿が見られ、午後のひとときをゆるやかな時の流れの中で過ごすことができました。いつもと違う何かが子どもの心に届いたのでしょう。
この音楽会の企画が急に実現の運びになったため、他学年や保護者への呼びかけが足りなかったことが心残りでした。次回にはもっとより多くの子ども達にも聴いて欲しいと考えております。ハンズオン・クラシックの活動が益々幅広いものとなりますようにこころから願っております。学校の方で何かできそうなことがありましたら、声をかけて下さい。
リトルクラシック(チェロとピアノの
コンサート)を聴いて…

小久保礼以子(片平小学校教師)


5月の初めに「チェロとピアノのコンサートがあるよ…どうかな?」という話が教頭の大野先生と同僚の木村先生からあった。どんなコンサートなのか…音楽専科の私としては興味であった。そして是非我が校にも来ていただこうということにすぐに決まった。
ちょうど5年生で「弦楽器の音をきこう」という学習があるので、5年生に聴いてもらおうと考えた。
5月24日5校時、御二人が体育館へ入場。本物のチェロを見るなり「ワーッ」という歓声!大きくてかっこよくてびっくりだ。
どんな音が出てくるのかな?どんな曲が聴けるのかな?子ども達の目はキラキラしていた。「愛の挨拶」から…子ども達も教師達も、うっとりと聴いた。「ソナタ」「白鳥」etc.…いろいろなクラシックの曲が流れてくる。気がつくと引き込まれるように心地よく、また真剣な気持ちになって聴いていた。あっという間の45分間だった。授業の中でもクラシック鑑賞の学習があり、CD等で聴く音楽も子ども達は喜んで聴いているが、やはり生の演奏はすごく子どもを魅きつけるものがあるなと感じた。本物の音色の素晴らしさ、また息づかい、真剣さも伝わってくる。演奏後のふれ合い(質問コーナー)も子どの達は楽しそうであった。いつも元気いっぱいの5年生!ひとときクラシックを味わう…何かしっとりと心にしみたものがあったと感じました。
片平小学校在校生父兄


先日は素敵な演奏会をありがとうございました。
小学校の講堂に、やさしく艶やかにしみわたるチェロとピアノの音色は、演奏家のお二人の穏やかなお人柄の表れなのだと、しみじみ感じ入っておりました。こども達のしつもんにも、丁寧にわかりやすく、そしてフレンドリーに応じてくださり感謝しております。「音楽というのは、本当は楽しむためにあるんだからね」というお言葉がとても心に残っています。
たとえ楽器が弾けなくても、大好きな音楽があるということは、時間をとても豊かにしてくれ、そんな中で子ども達の魂の自由も育っていくのだと思います。幸せなことにこの麻生区は音楽・芸術活動に積極的で、先日催されましたスクールコンサートやアンサンブルの集いにも子どもと行って参りました。広いステージでも“本当に音楽が好き”“演奏が楽しい”という姿は純粋に強く感動を与え、清らかな思いを届けてくれます。どうぞ、これからも多くの人にみずみずしい音色を伝えていってほしいと思います。ご活躍をお祈り申し上げております。
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